めまいを起こす病気と治療法

聴神経腫瘍の気になる症状と治療方法

聴神経腫瘍とは脳腫瘍の中でも4番目に多い腫瘍で、めまいや耳鳴り、耳の聞こえが悪くなる症状を引き起こします。

ただ、良性の腫瘍でしかも非常にゆっくりとしか大きくならないため、治療を急ぐ必要は無いと言われています。

聴神経腫瘍の症状

聴神経腫瘍(ちょうしんけいしゅよう)とは、聴神経と呼ばれる部分に腫瘍が発生する病気のことです。

聴神経とは蝸牛神経(かぎゅうしんけい)と前庭神経(ぜんていしんけい)の2つの総称のことで、腫瘍ができやすいのは前庭神経の方です。

この聴神経の周りには多くの神経が走っているため、腫瘍によって神経が圧迫され、めまいが生じたり耳鳴り、そして耳の聞こえが悪くなるなどの症状が出てきます。

腫瘍を放置しておくとゆっくりですが肥大し、顔面や脳の神経も圧迫して顔面麻痺や意識障害などの症状も起こすことがあります。

ただ、この腫瘍自体は良性の腫瘍のため、直接命に関わることは無いと言われています。

聴神経腫瘍の原因

聴神経腫瘍が出来る原因ですが、実ははっきりとは解明されていません。

しかし、遺伝的に発症している場合もあるため、遺伝子の変異などが原因とする説も多くあります。



聴神経腫瘍の治療

聴神経腫瘍は、本人にはめまいなどの自覚症状がなくても、たまたま撮影したMRIで見つかることも多いようです。

聴神経腫瘍の治療としては基本的に摘出手術、つまり外科的治療が多く用いられ、65歳以下の健康な人であれば手術によって完全に取り除くことも可能で、2週間ほどの入院で完治することも期待できます。

また、本人には全く症状が感じられず聴神経腫瘍自体が小さい場合、65歳以上の人や健康に不安がある人には、ガンマナイフを使用した治療が行われることもあります。