めまいの原因を診断する検査

めまいの原因を診断するために必要な検査

めまいを感じたら耳鼻科で検査をすることになりますが、眼振検査を含む平衡機能検査と聴力検査なども行われます。

また、耳に異常が見つからなかった場合には脳内を調べる必要があるので、脳外科で頭部MRI検査が行なわれることもあります。

平衡機能検査

眼振検査

平衡機能検査の中でも、最も重要と言われるのが眼振検査と言われ、実は目がグルグル回ったりフワフワとしてめまいを起こしている時、眼にも乱れた動きが発生しているんです。

この乱れた動きを調べるのがこの眼振検査で、特殊なメガネの「フレンツェル眼鏡」をかけて行います。

この眼鏡は、厚い凸レンズが付いているためかけた人には焦点が合わないのですが、反対側からは眼が大きく見えて、どのような動きをしているのかがよく分かります。

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重心動揺検査

重心動揺検査は、眼を開けた時と閉じた時にまっすぐ立てるかどうか、またその際の重心の変化を記録・分析するもので、被験者はまっすぐに検出台に立つだけで、すぐに終了します。

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温度刺激検査

温度刺激検査は、耳の中に冷たい空気を送るもので、耳の中に異常が無い人は軽いめまいの症状がでます。

しかし異常がある場合には何ともないというのが特徴で、この温度刺激検査も比較的多く行われています。



頭部MRI検査

めまいの検査なのに何で頭部の検査?と思われるかもしれませんが、めまいの原因は脳内にある場合もあるため、頭部MRI検査も行われることがあります。

頭部MRIは、頭蓋内の断面を画像化して頭部に出血や梗塞など病変がないかを調べるもので、CT検査よりもよりはっきりと脳内を写し出すことができ、小さな脳梗塞や脳幹部にある異常なども発見しやすくなります。

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聴力検査

めまいの原因が耳の中にある場合、聴力検査は非常に重要なものとなります。

まず、純音聴力検査という基本的な聴力検査を行い、これによりどれくらい小さい音まで聞こえるのかを測定して、難聴が起きていないかを判断します。

次に気導聴力検査が行われ、これによって難聴の程度を表すことができます。

他にも、骨を通って伝わる音による骨導検査や言葉の聞き取り、聞き分けをする語音聴力検査などがあります。

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