めまいの原因を診断する検査

平衡機能検査ってどんな検査?

めまいの症状を訴えると平衡機能検査を受けることになり、この検査によって原因となっている部分を特定することができ、さらにその程度も分かるんです。

平衡機能検査にはいくつかの種類があるので、その中から患者さんに合った検査が行われます。

平衡機能検査とは

平衡機能検査(へいこうきのうけんさ)とは、めまいやふらつきなどの症状がある場合に行われる検査のことです。

めまいには、耳、脳の異常で起きるものと、血圧の低下で起きる立ちくらみなどの症状がありますが、この平衡機能検査ではどこに異常があって症状がでているのか、またどれくらいの程度にあるのかを調べることができます。

平衡機能検査の内容

平衡機能検査にはいくつか種類があり、それぞれの病院によっても内容が少しずつ変わるようです。

ここでは、代表的な検査の内容をご紹介しましょう。

重心動揺検査

からだの揺れの状態から、ふらつき具合を客観的に記録する検査です。

重心動揺計に乗り、眼を開けた状態と閉じた状態で行います。

眼振検査

眼球の揺え具合「眼振」を調べる検査です。

以前はフレンツェルという特殊な眼鏡を使用していましたが、最近は赤外線CCDカメラを使って検査をする病院も増えてきました。

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書字検査

患者に字を書かせることで、末梢性の障害がないかを見る検査です。

VEMP(前庭誘発筋電図)

人の平衡感覚を司っている耳石の機能を測る検査です。

わざとヘッドフォンから大きな音を出し、その際の首の筋肉の反応を筋電図で記録して行います。

カロリック検査

外耳道に冷水を注入して、めまいが起きるかを見る検査です。

健康な人はめまいを起こしますが、障害がある人には起こらないという特徴があります。



平衡機能検査の費用

平衡機能検査の費用は、それぞれの病院で実際に行われる検査の内容によって違いが出てきますが、一般的な費用として3割負担の方で重心動揺検査が750円、頭位及び頭位変換眼振検査が450円、赤外線CCDカメラ等の使用で900円となっています。

その他いくつかを組み合わせて、だいたい2,500円から3,500円ほどの費用になるようです。